小さなコミュニティーの中で働いています

2012年よりヘレンカミンスキーは、200年に津波の被害を受けたスリランカの村にヘレンカミンスキー専用のワークショップ（工房）をスタートさせました。 今日では、そのワークショップは、ラフィアのブレードとかぎ編みの商品を巧みにハンドメイドする2000名以上の職人を雇用するネットワークへと進化しています。 更に400名以上のメンバーを雇用し、職人になるための研修に励んで頂いています。

ヘレンカミンスキーは村のリーダーと協力し、地元のコムニティーでトレーニングプログラムを立てています。 ヘレンカミンスキーの職人たちは、技術向上のための教育を受け、ハンドメイドでラフィアのブレードを織り、かぎ編みのレベルアップをする機会をそこで得ています。

ラフィアのテンション、網目の一貫性、作品を作る心がけをキーとして、数週間のトレーニングを積んで、職人たちはヘレンカミンスキーと継続的な雇用関係が形成されていきます。

そこから、ヘレンカミンスキーのチームはそれぞれの遠隔地のコミュニティーを管理・訪問し、職人たちにヘレンカミンスキーの製品を作るためのラフィアを配布します。 自分の空いている時間、家族が家の仕事や子供の世話をしてくれている時間を使い、ヘレンカミンスキーの職人たちは、ラフィアブレードを織りコイルに巻き、かぎ編みで帽子を編み上げる技術をもっています。

ヘレンカミンスキーの経験豊富な献身的な職人たちは、ヘレンカミンスキーの帽子の制作に最大3日間かかることもあり、完成まで18,000ものステッチも編み続けます。 長い繊維ではないラフィアをつぎ足しながら、シームレスに成形され、目に見える結び目や結合箇所はほとんどわかりません。

今では、ヘレンカミンスキーは50人以上の村のリーダーと提携し、2000人以上の職人にヘレンカミンスキーの技術を教えてきました。 職人たちの村を訪れるたびに、職人の女性たちが新しいスキルを習得し、経済的自立を獲得し、家族の世話をしながら働くことで、前向きで社会的なコミュニティーの一員として輝いている姿をみてうれしく思いっています。