How To Choose A Hat For Your Face Shape
顔のかたちに合わせた帽子選び
2023.04.07
自分にしっくりくる帽子を探すのは、体に馴染むジーンズを見つけるのと同じくらい難しいかもしれません。ですが、どのようなスタイルが自分に似合うのか見極められれば、ワードローブの主役を見つけやすくなります。
今回は、自分の顔のかたちに合った帽子の選び方をご紹介します。顔の輪郭を5つのパターンに分けて、それぞれに似合いやすいスタイル、避けた方が無難なスタイルをご提案します。
とはいえ、顔の輪郭は人それぞれですし、似合う色や好きな質感も重視したいポイントです。あくまで、似合いやすい帽子に出会うためのヒントとしてお読みいただき、気になった帽子が自分のタイプとは外れていても、ためらわずトライしてみることをおすすめします。
まずは自分の顔の輪郭を細かく分析してみましょう。鏡を見ながら、どのタイプがもっともよく当てはまるかチェックしてみてください。
丸顔タイプ
顔の縦と横の長さがほぼ同じで、頬がふっくらとしています。また、額が広めで、顎が丸みを帯びているのも特徴です。
丸顔さんはキャップ、ボーターハット、フェドーラハット(中折れ帽)が似合う傾向にあります。
クラウンが丸みを帯びているニットキャップやクローシュハットは、顔のふくらみを強調しすぎてしまうことがあるので、ゆったりとしたものは避けたほうがよいでしょう。
面長タイプ
顔の輪郭が縦に細長いのが特徴です。
クローシュハット、ベレー帽、キャップ、ベイカーボーイキャップなど、深めにかぶる帽子は適度に横幅をもたせることができるので、細長いプロポーションをバランスよく整えてくれます。
クラウンの高いフェドーラハット(中折れ帽)は、顔が長くなりすぎて見えてしまうかもしれません。
ハート形タイプ
ハート型は、おでこが広めで顎が細めな逆三角形に近い顔立ちです。
ハート型タイプには、スリムな形状の帽子が似合いやすいです。ブリム(つば)の短めなフェドーラハット(中折れ帽)やボーターハット、ベレー帽、ぴったりとしたビーニーなどがおすすめです。
ブリム(つば)の広い、ワイドブリムハットは、ボリュームを持たせすぎてプロポーションが崩れてしまう可能性があるため、避けた方が無難でしょう。
四角顔タイプ
四角顔は縦と横の長さがほぼ同じで、直線的でシャープな顎のラインが特徴的です。顎のライン、頬骨、額も同じような幅の傾向があります。
広つば帽(ワイドブリムハット)は、顔のプロポーションをバランスよく見せてくれます。丸みを帯びたクローシュハットはソフトな印象を与えてくれるでしょう。
フェドーラハットのような構造的な帽子は、顔のラインを強調しすぎる可能性があります。
シャープ型タイプ
全体的に直線的で、広めの頬骨とはっきりとした顎のラインが特徴です。
布製の帽子(ファブリックハット)はシャープなラインに程よく柔らかな印象を与えてくれます。ラフィアハットの場合は、ブリム(つば)に動きをつけてかぶるアレンジもおすすめです。
顔のラインを強調しすぎてしまう、鋭角的なエッジの帽子は避けたほうがいいでしょう。
体型に合った帽子を選ぶには?
さらに考慮したいポイントとして、帽子の体に対する全体的な比率を見てみましょう。よりバランスの取れたスタイルに近づいていくはずです。
小柄な方
小柄な方は、つば(ブリム)の長さが短いものから中くらいのものを選ぶとよいでしょう。クラウンが少し高めのものを選ぶと、縦のシルエットが協調できます。一般的に、小柄な方はワイドブリムハットなどのオーバーサイズな帽子は避けた方が無難です。
背の高い方
ワイドブリムハットは背の高い方によく似合います。反対に、ブリムの短めな帽子は時に不釣り合いな印象を与えてしまうので、全身鏡でバランスを確認することをおすすめします。
自分のプロポーションを知ることで、バリエーションに富んだヘレンカミンスキーのコレクションから、より最適なワードローブを選ぶことが叶うはずです。長く愛用したい、お気に入りのアイテムを見つけてみてください。