What is Raffia? – ラフィアとは?
2022.05.13
ヘレンカミンスキー製品の原料となるラフィアは、常に私たちのブランドの礎となっています。 ラフィアは、ラフィア椰子の葉の部分を指します。 さまざまな種類のラフィア椰子が、東南アジア、南アメリカ、中央アメリカの一部など、世界中に見られ、マダガスカルの沿岸の谷で最も繁殖しています。
ラフィアは収穫時に母体となる木を傷つけることのないよう、持続可能な方法で収穫されています。つまり、植物の成長に支障がない方法が採択されています。収穫後のラフィアは余分な葉を取り、束にして天日で乾燥させます。乾燥させる過程で、長さの収縮と共に、緑色からゴールドに近い美しい自然な黄褐色に変わっていきます。
乾燥させたラフィアは、色、質感、長さ、幅に応じて分類され、さまざまな等級に分けられます。 その後、環境に最大限の配慮を払いながら染色されます。このプロセスは専門知識を持った現地のパートナーと共に遂行されています。
ラフィアとストロー(麦わら)の違い
ラフィアがストロー(麦わら)と混同されることは珍しくありません。 どちらも天然繊維ですが、その起源と属性は大きく異なります。麦わらは、イネ、ライ麦、トウモロコシ、オーツ麦、大麦などの穀物の乾燥した茎です。 穀物収穫の副産物であるため、比較的安価に調達できます。麦わらは元々硬い繊維であるため、精巧な編地を作るには適しておらず、時間の経過とともに湿気を吸収し、非常に脆くなる可能性があります。
それに反して、ラフィアは天然樹脂に富んでいるため、弾力性があり、わずかに防水性もあるため、時間の経過とともにひびが入りづらく、脆くなりにくいのです。この特性が製品のロングライフを可能にしています。
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ラフィアの特性
ラフィアは耐久性・柔軟性に富んでいます。これにより、私たちの職人は、技術を駆使して、巧みにデザインを表現し、ファッショナブルかつ利便性の高いアクセサリーを作り上げています。ヘレンカミンスキーを代表するローラブルハットも、この特性から生まれました。
ラフィアは水に対しても自然な耐性がありますが、繊維自体は防水性とは見なされていません。水に浸してしまうなど、大量の水に接してしまうと劣化を早めかねないので、注意を払う必要があります。
職人の技術
ヘレンカミンスキーの作品はユニークです。幅広い知識、集中的なトレーニング、一貫した革新によって職人のスキルは熟練し、クラシックブレード、ワイドブレード、スカラップブレードなど、バリエーション豊富な技術を習得しています。この継続した取り組みによって、ヘレンカミンスキーの美しいデザインは忠実に表現されているのです。