In the beginning…
1982年、オーストラリア
手編みのハットを被る愛娘アンナと友人。
オーストラリアの降り注ぐ太陽の光から子供たちを守るために – 1983年、ヘレンカミンスキーのラフィアハットは献身的な想いから生まれました。長持ちするように作られた、美しく持続可能性の高いアクセサリー。ブランドの創業当時から、伝統的なハンドスキルにモダンで革新的なデザインを掛け合わせることを信念にコレクションを作り続けてきました。それは40年を経た現在も受け継がれています。
最高級の天然素材を扱うことへのヘレンの情熱により、彼女は最初にマダガスカルに、次にスリランカを訪れます。各地のパートナーと協力し、専門のハンドクラフトワークショップを設立しました。 現地で職人を育てるというコミットメントは、ヘレンカミンスキーのラフィアコレクションが今日も手作業で制作されているという希少性につながっています。
ヘレンカミンスキーの40年の旅路をここに紡ぎます。
1982年、オーストラリア
手編みのハットを被る愛娘アンナと友人。
シグネチャーのラフィアワイドブレードから手作りされたClassic 5。
手作業で2日以上かけて作られおり、今日でも最も人気のあるスタイルの1つです。
手編みのハットを被るヘレン・マリー・カミンスキー。
倉庫に積み上げられたラフィアに囲まれて。
ラフィアの種。ヘレンカミンスキーのロゴはこのラフィアシードを模してデザインされています。
マダガスカルのワークショップでワイドブレードを編み上げる職人。
パプアニューギニアの伝統的なビラムバッグにインスピレーションを得て作られた、ラフィアバッグ「Sac」。改良を重ね、現在はCarilloとして愛され続けています。
ヘレンカミンスキーの代名詞となったProvence。丸めて持ち運べる革新的なラフィアハットです。
マダガスカルのワークショップにて。収穫されたラフィアが乾燥されています。
2003年1月、タブロイド紙「Sunday Life」に掲載。
ポートダグラスへの旅行中にヘレンカミンスキーのハットを着用するヒラリー・クリントン。1993年9月5日「The Sun Herald」に掲載。
Image credit: Mirror Australian Telegraph Publications
スリランカの人里離れた村に職人(アルチザン)のワークショップを設置。女性たちにハンドクラフトのスキルを習得してもらい、経済的自立を得る機会を提供しています。
Garry Bishop – 職人として20年以上の経験を持つ、ヘレンカミンスキーのマスタークラフトパーソン。卓越したクラフトスキルが伝統と革新のデザインを支えています。
Image credit: galahpress.com
ヘレン・マリー・カミンスキーによって描かれた「Hawkesbury Rocks」。オーストラリアのホークスベリーの川沿いに暮らしていた折に触れた、自然の幽玄さと美しさに想いを馳せながら制作されたこのアートワークは40周年を記念して再構成されました。